現代版の銭形警部!盗難美術品を追うため「インターポール」が開発したアプリとは?

世界で起こり続ける、美術品の盗難事件

持ち主のもとに戻る確率は極めて低く、現在も行方不明の作品は多い。

この状況を打開すべく、このたび「インターポール(国際刑事警察機構)」が開発したのが「ID-Art」と呼ばれるスマホアプリ。

これは、最先端の画像認識技術を使って芸術品の追跡をおこなうというもの。

インターポールが保有するデータベースへのアクセスに加え、ユーザーや専門家がアップロードした写真などをもとにリアルタイムに盗難品を追跡できるのだとか。

© Interpol

また、美術館やコレクターを対象に、「Object ID」と呼ばれる国際基準を使って所有する作品の目録を作成することもできる。万が一盗難に遭った際に、このデータを用いることでスムーズに捜査ができる仕組みだ。

さらに、遺跡や世界遺産などの重要地点のデータを登録することで、盗難や破壊の危険がある場所にアラートを出したり、捜査の証拠として使用できる機能も搭載。

専門家に加え一般のユーザーも気軽にアクセスできることで、さまざまな糸口から美術品に関する犯罪を抑え込む政策となっている。

インターポールといえば「銭形警部」が思い浮かぶ人も多いと思うが、実際には彼のように世界を跨いで捜査をすることはできないそうだ。

そんななかで、国際犯罪を追うための情報拡大を目指して作られた「ID-Art」。 ルパンを捕まえるのは、もしかしたらそこのあなたかも?

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Top image: © Interpol
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。