世界最小の「火力発電機」がスゴイ!

気がつけば、いつの間にか私の周りには「基本の防災グッズは持ってるよ」という友人が増えていました。

2000年代に入り数々の未曾有の震災を経験し、みんないろんなことを考え、いろんな行動を起こした結果なんだと思います。

でも、備えることに終わりはないのかもしれません。知らなかったけど、「聞けば確かに」 と誰もが納得する防災グッズが、まだまだある。

40年以上にわたり、災害用長期保存食(備蓄食)のパイオニアとしてあり続ける株式会社セイエンタプライズ「SEI SHOP(セイショップ)」おすすめの、これから買い足すべき「+α」の防災グッズを紹介します。 

今回は、小さくても頼もしい「持ち運べる火力発電機」

「焚き火」で発生した熱を
電気に変換する

©SEI SHOP

「火力発電機」などと聞くと、えらく大掛かりな装置をイメージしがちですが、この「BioLite キャンプストーブ2 PLUS」は、直径12.7cm×高さ21cm、重さも935gしかありません。恐らく、世界最小の火力発電機とのこと。

そもそもの用途は、焚き火で発生した熱を電気に変換できる「キャンピングストーブ」です。

小枝や小さな薪などを燃焼室のなかに入れて燃やし、発生した熱を電気に変換。充電された電気でファンが稼働し、燃焼室に空気を送り込むことで燃焼効率が向上、焚き火の火力が増すという仕組みになっています。

で、このファンを回すための電力が十分蓄えられた後の「余剰電力」を、USBポートをつないで携帯電話や外部機器の充電に利用できるというわけです。

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前回、スライド缶入り 安全マッチをご紹介した際にも、「自助防災(自分の身は自分で守る)」の観点から、ライフラインから独立した”火種”を備えておくことは重要だという話をしました。マッチとこれさえあれば、かなり心強い気がします。

オプションアイテムとして、やかんや調理用の鍋としても使えて、ストーブ部分をなかにすっぽり収納することもできる「専用ケトルポット」や、折りたたみ式の「専用グリル」などもあり。

また、「BioLite キャンプストーブ2 PLUS」は煙も煤も出ないので、普段は自宅の庭やアウトドアでストーブとして利用できますし、コンパクトで場所を取ることも持ち運びに難儀することもありません。

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実際に使うとなったときには「燃料」や「火種」が必要になります。そのときは「スライド缶入り 安全マッチ」と、これから紹介する「銘建(めいけん)の木質ペレット」を使用してみてください。

銘建のペレットは、木部のみを原料とする良質のホワイトペレットで、燃焼時の灰分が非常に少ないことが特徴。

木材を販売する岡山の「銘建工業」が、集成材を作る過程で生じるプレーナー屑(副産物)バイオマス発電の燃料として工場内で活用し、さらにその一部を木質ペレットに加工して販売しているもので、在るものは余すことなく活かそうという「もったいない精神」から企画されたサステイナブルな商品です。

災害時に使える「発電機」を探しているという方、結構多いと思います。「BioLite キャンプストーブ2」と「銘建の木質ペレット」、そして「スライド缶入り 安全マッチ」という組み合わせはどうでしょうか。

代替エネルギーの小さなエコロジー体験もできちゃいます。

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BioLite キャンプストーブ2 PLUS
※単体販売の他、オプションアイテムのフルセットver.もあります。

【オンラインショップ】https://www.seishop.jp/shopdetail/084000000001/084/O/page1/order/

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