新しいライフスタイルには、新しいデリバリースタイルを!「EVの三輪カーゴ」でリモート配達

何もかもがリモートに移り変わっている時代。そんなご時世でのショッピングはもっぱらインターネットを通してという人も多いはず。

そんななか、物流の世界にも“リモートの時代”が到来か?

「ボルボ・カーズ」グループの傘下であるパフォーマンスブランド「Polestar(ポールスター)」は、リモート時代の物流をよりコンパクト化しようという思いから、遠隔操作で動かせる三輪カーゴ「Re:Move」を開発した。

最近取り沙汰されることの多い「ラストワンマイル問題」。「ラストワンマイル」とは物流用語で、カスタマーに商品を届ける物流最後の区間のこと。再配達の急増や人手不足により、なかなか最後の区間をスムーズに対応できないことが物流における障害となっているのだ。

そこで救世主となるのが、この「Re:Move」。

自転車レーンを通行できるサイズに設計されており、非常に小回りが利くというのもリモート時代の物流効率を上げる効果に。ちょこんとしたコンパクトなデザインではあるが、じつは約270kgほどの荷物を持ち運べるパワーもポイントだ。

さらに、驚くのは生産性や効率を高める機能だけではない。

じつは、Re:Moveの素材はすべてアルミニウムのリサイクル製品でできているので、環境にも優しい設計というのが魅力的だ。

街から物流トラックをほとんど見なくなる時代はもうそこまでやってきているのかもしれない。

コンパクトさと環境問題を考えた三輪カーゴは、まさに次世代を担う物流インフラといっても過言ではないだろう。

Top image: © Polestar 2021 All rights reserved
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。