「自然のなかで過ごす時間」を患者に処方【カナダ】

コロナ禍で観葉植物を手に入れる人が増えているというが、実際に自然に触れ合うことは“癒やし”以上の効果も期待できるそう。

なんでも、カナダのオンタリオ州では医療のプロフェッショナルたちが、患者に「自然のなかで過ごす時間」「Park Prescriptions(PaRx)」として処方しているらしい。

処方箋を受け取った患者が実際におこなうアクションは「週に2時間、一日20分、自分の好きな方法で自然のなかで過ごす」というもの。もちろん、これは科学的医学的な根拠をもとにした指示だ。

木々に囲まれてのんびりと過ごしてもいいし、アクティブに山登りしてもいい。

つまり、自然が与える内面への影響を重視しているため、PaRxの内容は患者が「自然と意義のある接触をした」と感じればなんでもいいのだとか。

記憶力クリエイティビティの増大心臓病のリスクや高血圧の低下が期待されているらしく、いやはや、自然のパワーはあなどれない......。

自然と触れ合うことによるほかの効能についても掲載されているので、興味がある方はPaRxの公式サイトからどうぞ。

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