「エッフェル塔」パリ五輪に向けてやや金色の塗装に!

2024年に開催されるパリ五輪に向けて、エッフェル塔の塗装工事がはじまっている。

過去130年余りの歴史のなかでもっとも大規模となる今回の工事では、今まで親しまれてきた「エッフェルタワーブラウン」の塗膜を剥がし、やや金色めいた新しい色で新たに塗り上げる計画があるようだ。

じつは、エッフェル塔を設計したギュスターヴ・エッフェル氏は、もともと「黄色がかった茶色」を望んでいたという。

今回の色の変更は設計者エッフェルの意向を反映するもので、周辺にある石灰岩の家が並んだパリの街と、さらなる調和がはかられるだろうと期待されている。

なお、古い塗装には有害な鉛が含まれており、作業員は健康対策をおこないながら工事に臨む必要があるとのこと。

改装費用は約62億円になると見積もられており、完成はオリンピックより2年ほど早い2022年を予定しているようだ。

生まれ変わるパリの街のシンボル。新しい色はどのようなものなのか、今から完成が楽しみだ。

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