「仮想世界」がテーマ「ミレニアルズ陶芸家」によるグループ展

渋谷パルコ2F「OIL by 美術手帖ギャラリー」にて、陶芸のグループ展「仮想世代陶芸 Virtual generation pottery」が3月8日(月)まで開催中だ。

本展に出展する若手陶芸家(宮下サトシ、酒井智也、乙うたろう)は、みな1990年前後に生まれたミレニアルズたち。陶芸という同じ分野で活動しながらもそれぞれ異なるアプローチを試みる3人だが、世代特有の共通点もあるという。

それが、映画アニメマンガなどの「仮想世界」への興味。ときに制作のモチベーションとなり、仮想世界を表現するのに「陶」という素材、形態が必要不可欠なんだそう。

というわけで、今回3人が掲げたテーマが「仮想世代陶芸」。うーん、仮想世界を陶芸で表現するということは……つまり……よくわからない(笑)

でも、作品画像を見れば、床の間にちょこんと置かれた壺よりも、皿立てに飾られた平皿よりも、自分たちのライフスタイルに馴染むってことは間違いなさそう。

ちなみに出品作品は会場のほか、ECサイト「OIL by 美術手帖」でもオンライン購入が可能だ。

宮下サトシ《Electrick cat》(2020)©美術出版社
酒井智也 ReCollection series(左から)《みトた》《ギぼた》《あきた》《みギた》(すべて2021)©美術出版社
乙うたろう《つぼみ》(2021)©美術出版社

仮想世代陶芸 Virtual generation pottery

【会場】OIL by 美術手帖(渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ2階)
【会期】3月8日(月)まで 会期中無休
【開場時間】11:00〜20:00
【観覧料】無料
※「緊急事態宣言」の発令をうけて、渋谷PARCO全館において営業時間を変更しています。
※状況に応じて変更の可能性がございます。最新の開館状況は渋谷PARCO公式ウェブサイトをご確認ください。

Top image: © 美術出版社
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。