ハワイ州内「50%の飲食店」が存続の危機…

昨年来、新型コロナウイルス感染症によるハワイ経済的ダメージが報じられてきたが、年末にまた、ショッキングな数字が報告された。

ハワイ大学公共政策センターが行った世論調査によると、コロナショックによる影響が2021年も続き、早い段階で回復しない場合、州内にある半数の飲食店4月までに閉店を余儀なくされる可能性があることが明らかになった。

「トップ・オブ・ワイキキ」や「リケ・リケ・ドライブイン」をはじめ、永らく観光客やロコに愛されてきた飲食店が止むなくシャッターを降ろした2020年。オアフ島内にある飲食店のうち、およそ42%は営業再開の目処も立たないままだという。

言わずもがな、観光業が主産業のハワイ。米政府からの補助金も出て入るものの、長引くロックダウンにより、「すでに資金が底を尽きたり」「十分なサポートが得られていない」といった声も上がっている。

「行きたいけど行けない」のもどかしさばかりが募る。それでも、民間、企業規模での支援やクラウドファンディングが世界規模で実施され、大好きなハワイをサポートしようという動きもある。

ハワイに平常がもどる日はいつになるのか。

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