「亀田の柿の種」が、ついに宇宙へ......

おやつとして、酒の肴として、アレンジ料理のトッピングとして、半世紀にわたって愛され続けたあのお菓子が、お茶の間を飛び出し、宇宙へ飛び立った──。

12月8日、「国際宇宙ステーション(ISS)」に送り届けられたのは、あの独特なフォルムと風味、歯応えが特徴の米菓「亀田の柿の種(宇宙食)」

亀田の柿の種(宇宙食)のパッケージ
©亀田製菓

「宇宙航空研究開発機構(JAXA)」が設けるさまざまな厳しい基準をクリアし、2017年に米菓としてはじめて宇宙日本食認証を取得した亀田の柿の種は、市販の商品(200g 亀田の柿の種 6袋詰)の賞味期限が180日であるのに対し、なんと1年6ヵ月もの保存が可能なスペシャルバージョン。

通常の袋とは異なる特別なトレーに封入することで、蓋を繰り返し開閉したり、壁や被服などにくっつけることができるなど、無重力の宇宙で食べることを想定した細かな工夫が施されているのだとか。

なお、宇宙滞在中の宇宙飛行士・野口聡一氏に、馴染み深い味を楽しんでもらおうと、味はオリジナルののままというのも心憎い。

高度400kmの宇宙で海外のクルーが「亀田の柿の種」を頬張ってる姿、ぜひとも見てみたい!

亀田の柿の種(宇宙食)
©亀田製菓
Top image: © 亀田製菓
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