調理時間5分!炊飯器に残ったご飯で「ライスミルク」

近年、急成長の植物性ミルク市場。牛乳の代替品といえば、ほんの少し前まで豆乳くらいだったのに、今じゃスーパーでもコンビニでも、「第3のミルク」「第4のミルク」が気軽に手に入り、カフェではミルクを選ぶ時代。

もう、牛乳アレルギーの人たちやヴィーガンのための代替ミルクではなく、消費者の好みや生活スタイルがミルクに反映される。そんな付き合い方ができるわけで。

となれば、「自分に合った植物性ミルクはどれか?」を見つけてみるのも一興。もっと楽しみたければ、自分で作ってみる!です。

これがびっくりするくらいカンタン。かた苦しいレシピも不要。なんたって、メイン食材と水さえあれば作れちゃうんですから。自分流のアレンジなんかも楽しい。

というわけで、2021年の新習慣。おうちで作る植物性ミルクをご紹介!

唯一無二のスッキリ飲み口
お米のミルク

©2021 NEW STANDARD

牛乳や豆乳に変わる「第3のミルク」なんて言われ方もあるようですが、日本人にはまだ馴染みの薄いライスミルク。もちろん、原料はお米です。

アレルギーでナッツや大豆、乳製品がダメな人向けに普及したミルクで、一般的には玄米(白米でもOK)を十分浸水してから攪拌して作りますが、生の米は消化によくなかったり、殺菌処理をしていないと食中毒の可能性も。

というわけで、家庭向けに炊飯器に残ったご飯を使ったレシピをご紹介。うん、これでも十分ライスミルクしてます(笑)

「米のとぎ汁と変わらない?」。いえいえ、豆乳やナッツ系ミルクにはない、あっさりした飲み口は、植物性ミルクにおいて唯一無二!

【用意するもの】

©2021 NEW STANDARD
  • ミキサー
  • ボウル
  • ザル
  • 計量カップ
  • ナッツバッグ(こし袋、ガーゼでもOK)
  • 保存瓶(ピッチャーでもOK)

【材料】

【用意するもの】

・残りものごはん:150g(だいたい1膳分)
・冷水:600ml

なめらかさは水分量で好みに調節できますが、基本は「ごはん:お水=1:4〜5」くらいが理想。少しとろみを残すならば、ごはんの量に対して水を4倍で。

【作り方】

ミキサーに残りものごはんと冷水600mlを入れ、30〜60秒ほど攪拌する。(ミキサーのパワーによって攪拌時間は調節してください)

©2021 NEW STANDARD

 ボウルにナッツバッグやこし袋をセットし、ミキサーの中身を注ぎながら水分とカスを分けていく。

©2021 NEW STANDARD

 ナッツバッグをやさしく絞り、カスの水分を出す。(強く絞りすぎてしまうとお米の粘り気が出てしまうため、時間をかけてゆっくりと)

 ピッチャーなどに移してできあがり。(日持ちがしないので、作った日に飲みきるようしてください)

★ちょい足しならコレ!★

©2021 NEW STANDARD

冗談ぬきで、ゆかりです。

結局のところ、ライスミルクは重湯ですからね。やっぱり、ここにちょっと味が欲しい。塩だけでは味気ないしってことで、思いついたのが「ゆかり」。シソの香りがいい感じにアクセントになり、塩気もほどよくて◎。日本人のDNAに共鳴する味になりますよ(笑)

めちゃくちゃカンタンでしょ?

前の晩に浸して翌朝しぼる。同じ製法でいろんな植物性ミルクが自宅で作れてしまう。レパートリーが増えれば、毎日違うミルクで“朝活”なんてことも。

というわけで、まだまだ気になる植物性ミルクを紹介していきますよー!

Top image: © Guiyuan Chen/Shutterstock.com
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。