いま、スペインで飛ぶように売れている「肉なし生ハム」

もはや、植物性100%でつくれないはないのかもしれない。

スペインのスタートアップ企業「Rollito Vegano」が、ヴィーガン仕様の生ハム「Sinjamón」をリリース。これが近年、ヴィーガン製品の需要が高まりつつあるスペインで大人気に。すでに市場からは品切れ状態だそう。

ハムやソーセージといった加工肉では、すでに植物性100%の代替肉が周知されているが、ヴーガンバージョンの「ハモン・セラーノ」とは恐れ入る。

では、いかにして生ハムの“それ”を再現するのか?

同社によれば、小麦粉グルテン、米粉、ココナッツオイル、天然の香料や着色料に加え、ロシアの「ボルシチ」でもおなじみビーツを色付けに使っているんだそう。なるほど、赤身肉に見える部分はビーツか……なんて、関心するというより、そのアイデアに脱帽。

こういうニュースに触れるにつけ、いつか代替肉がデフォルトとなり、ホンモノを嗜好品として口にする時代が来てしまうんではないか。なんて思わずにはいられない。

©︎rollitovegano / Instagram

Top image: © 2020 Rollito Vegano
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