東京の「住みここちランキング」、1位は……?

この度、大東建託株式会社が、過去最大級の「居住満足度調査」を実施。

調査の対象は、東京都の63自治体650駅に居住する20歳以上の男女。2019年度・2020年度の累計54,560名の、現在居住している街についての評価回答を集計し、「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2020<東京都版>」として発表した。

結果は以下の通り。

©2020 大東建託株式会社

街の住みここち「駅」のランキング第1位は「半蔵門・麹町G」(G:2つの近接駅を統合した場合の表記)。2位は「築地・新富町A」(A:3つ以上の近接駅を統合した場合の表記)。次いで「世田谷代田」、「広尾」、「東大前」となっている。

ちなみに昨年の1位は「広尾」駅。六本木と恵比寿の間に位置し渋谷にも近く、公園や商店街、病院、有名私立幼稚園、各国大使館に高級マンション、隠れ家的なレストラン・バーも多く存在し、長年老若男女に人気の街だ。

一方これを抑え今年1位となった「半蔵門・麹町」駅周辺には、出版社やIT企業、メーカーなどのオフィスビルが数多くあり、半蔵門駅は皇居、最高裁判所国立劇場もあり治安も良い地域。緑も多いエリアで、各国大使館が散在し、大学や私立中高一貫校などもある高級住宅街でもある。

ちなみに、昨年2位の市ヶ谷は今年69位、3位の北山田は19位、4位の南阿佐ヶ谷は13位、5位の柏の葉キャンパスは14位となった。

この結果をどう見るだろうか。結局のところ、「住みここち」は人によって感じ方がさまざまである上、ある程度住んでみないことにははわからないのかもしれないが……。

コロナ禍の影響もあると思われる来年は、さらに結果に大きな変動があるかもしれない。

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