初代「ジムニー」殿堂入り!

軽自動車で唯一の四輪駆動車として、1970年にリリースされたスズキ株式会社の初代「ジムニー」が、日本自動車殿堂「歴史遺産車」に選定された。

「歴史遺産車」は、日本の自動車の歴史に優れた足跡をのこした名車を選定し、日本自動車殿堂が永く伝承するもの。スズキの自動車としては2008年の「スズライト」に続く2台目。

若者のクルマ離れが叫ばれて久しいが、こと「ジムニー」においては、ここ数年つねに納車待ち状態の根強い人気。キャンプをはじめとするアウトドアブームや80年代リバイバルの流れもあるだろう。だが、それ以上に「ジムニーといえばコレ!」と容易に誰もがイメージできる、愛くるしい“表情”がある。

じつは、これってとっても大事なことでは?

モデルチェンジごとにデザインを変えるクルマに食傷気味のユーザーからしてみれば、軽特有の小回りのよさと、ラギッドなデザインが巧みに融合した「ジムニー」に惹かれるのかもしれない。

でこぼこ道で、雪道で、悪路走破性の高い四輪駆動車として、50年に渡って愛されてきた「ジムニー」。日本だけでなく、これまでに世界199の国と地域で販売され、2020年7月には累計販売台数300万台を突破したそう。

スタイルがあって、飽きがこなくて、さらに言えばコンパクト。こういうクルマに僕らは乗りたい。

©スズキ株式会社
Top image: © スズキ株式会社
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。