世界最大の「口コミサービス」が「人種差別を警告する機能」を実装

10月8日、アメリカ発の世界最大の口コミサービスと呼ばれる「Yelp」が、ユーザーに向けて人種差別を警告する機能の実装を発表した。

そもそも「Yelp」とは、「食べログ」のようにローカルビジネスの口コミを残せる&閲覧できるサービスで、その対象は飲食店だけでなく公共施設なども含まれている。

「Yelp」は人種差別を撲滅するために、アフリカ系アメリカ人オーナーの店舗を見つけやすくするなど、さまざまな取り組みをおこなっており、その一環として、過去に人種差別的な発言をしたりサインを掲げたりしたと報告のあった店舗を洗い出し、ユーザーがそのページを閲覧した際にアラートを出す機能をローンチしたのだ。

もちろん、フェイクレビューへの対策も講じている。メディアで報じられた内容ではなく、個人的な経験としての人種差別が対象になるとのこと。

誹謗中傷に対する取り組みとして、「Yelp」の決断はほかのサービスにも大きな影響を与えるに違いない。

Top image: © Yelp
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。