「JAL」が廃止した「Ladies and Gentlemen」のアナウンス

「Ladies and Gentlemen(レディース&ジェントルマン)」──。

飛行機でのフライト中や空港でお馴染みのフレーズだが、10月1日から「日本航空(JAL)」は、この英語のアナウンスを廃止した。

ジェンダーニュートラル(性的中立性)に基づいた表現への変更で、「男性」と「女性」という性別で区切るのではなく「All passengers」「Good morning everyone」という言葉に代わった。

「エア・カナダ」をはじめとする世界の航空各社でも「Ladies and Gentlemen」の廃止や変更がはじまっている。

性別や年齢、国籍、人種、障がいの有無など、多様な人材が活躍するダイバーシティ(多様性)経営を進める「JAL」がこのたびの変更をしたのも、時代に沿った自然な流れといえるだろう。

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