コロナ時代の「住みたい街ランキング」3位は大宮、2位は葛西、1位は……

日本最大級の不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」「コロナ禍での借りて住みたい街ランキング」を発表。首都圏(1都3県)限定のランキングではあるものの、withコロナ時代の新しい暮らしと住まいの傾向が見えてくる。

同ランキングは、新型コロナウイルスの新規感染者が急増した2020年4月以降で「住みたい街に対する意識に変化があるか」について、サイト内のユーザーの検索動向に注目。実際の検索問い合わせ数から算出したデータによるものだ。

結果は以下の通り。右側(カッコ)内の順位は、流行前の2月に発表されたランキング。

 

1位:神奈川県・本厚木(4位)
2位:東京都・葛西(2位)
3位:埼玉県・大宮(5位)
4位:千葉県・千葉(14位)
5位:東京都・池袋(1位)
6位:埼玉県・西川口(20位)
7位:東京都・高円寺(13位)
8位:埼玉県・蕨(11位)
9位:東京都・八王子(7位)
10位:東京都・町田(22位)

 

4年連続首位「池袋」の座を奪ったのは「本厚木」

前回2位の「川崎」が圏外(12位)に後退したほか、「三軒茶屋」「吉祥寺」「北千住」といった都心近郊の人気エリアが軒並みダウン。代わって都心部の事業集積地へのアクセスに多少時間がかかる街が上位にズラリ登場だ。

テレワーク導入で毎日の通勤時間を考慮する必要がなくなったり、これまでのように出歩く機会が減っていたり、都心近くという利便性をそこまで重視しないといった意識が、結果に反映されているように思えてならない。

郊外のターミナル駅でも、生活利便性がある程度担保できそうなエリアは、今後、物件探しの選択肢に入れておく必要があるかも?

Top image: © iStock.com/7maru
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