乗ってみたい!「フォード」が「バーチャルレーシングカー」を発表

先週、ドイツで開催されたゲームの祭典「gamescom 2020」において、自動車メーカー「フォード」が製作したバーチャルレーシングカー「チーム・フォードジラP1」が披露された。

“究極のバーチャルレーシングカー”をコンセプトに製作されたこの車両は、かの名車「フォードGT」をベースにしながらモーフィングテクノロジーを採用した近未来的なボディが特徴。線状に光るLEDライトの効果もあり、走行する姿を観ると映画『トロン』の世界を彷彿とさせる。

また、デザインを決めるにあたって、Twitterを通して得たファンの意見を大きく反映したというこのバーチャルカー。結果的には、2つの最終デザイン案が残り、25万人近くのファン投票によって、フォードのデザイナーであるアルトゥーノ・アリノ氏が手掛けたこのデザインが選ばれたようだ。

もちろん現実に走るものを製作するのは難しいと思われるこのモデルだが、フォードは現在、スタジオでフルサイズのモデルを製作しているとのこと。

また、どうしてもこの車を運転したいというファンのために、“ある大手ゲーム会社”とゲームに同車を登場させることを話し合っているのだとか。

何はともあれ、まずはフォードが公開した以下の動画を観て“究極のバーチャルレーシングカー”なるもの堪能してみてはいかがだろう。

© Ford Europe/YouTube
Top image: © Team Fordzilla
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。