透明トイレでも話題!渋谷区内17ヵ所の公共トイレが生まれ変わるプロジェクト

今月初旬、東京・渋谷に“透明なトイレ”が誕生し、SNSなどで大きな話題に。これは、日本財団が実施する誰もが快適に使用できる公共トイレを設置していくプロジェクト「THE TOKYO TOILET」によるもの。

同プロジェクトでは、多様性を受け入れる社会の実現を目的として、渋谷区の協力のもと、性別年齢障害を問わず使用可能な公共トイレを区内17ヵ所に設置。優れたデザインとクリエイティブの力で、インクルーシブな社会のあり方を広く提案、発信していく。

この取り組みに参加したのは、安藤忠雄伊東豊雄隈研吾槇文彦ら世界で活躍する16人のクリエイター。彼らがデザインした公園トイレは、今月から2021年夏までにすべての設置を終える予定だ。

撮影:永禮賢、提供:日本財団

また、清掃をはじめとした快適なトイレが維持されるメンテナンスも重要と考える同プロジェクトでは、清掃員が着用するユニフォームをファッションデザイナー・NIGOが監修。

維持管理を強化し、訪れた人々に気持ちよく利用してもらい、利用者自身が次の人のためを思う“おもてなし”の心の醸成も目指している。

「THE TOKYO TOILET」WEBサイトより
© 日本財団 / Youtube

『「THE TOKYO TOILET」プロジェクト』
【特設サイト】https://tokyotoilet.jp/

Top image: © 撮影:永禮賢、提供:日本財団
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