「ソニー」が自宅で「乳がんチェック」できるガジェットを開発中

「MAMMOECHO」は、自宅で簡単に乳がんチェックができる装置だ。

超音波で乳房をスキャンして、スマートフォンに画像を転送し、専用のサーバーにアップロード。サーバーにアップロードされた画像を専門医が遠隔でチェックし、結果を通知するという仕組みなので、これまでの「痛い」「恥ずかしい」という乳がん診断のイメージを「痛くない」「恥ずかしくない」という新しい体験に変えていくことができるのだという。

同製品は「マイクロソニック株式会社」が超音波検査機を小型化する技術を応用して開発を進めている装置。

この開発には「ソニー株式会社」「Sony Startup Acceleration Program」も、事業化のための体系的なノウハウや知見をベースに、コンセプトデザインの考案などで協力しているそうだ。

MAMMOECHOをファーストスクリーニングとして使ってもらうことによって、乳がん検診の検診率が向上し、多くの人の健康病気の予防に少しでも役立てれば……開発者たちのそんな思いが実現する日が待ち遠しい。

©2020 ソニー株式会社
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