リアルタイムで「手話」を「音声変換」できるデバイス

6月29日、米「カリフォルニア大学」のロサンゼルス校の研究チームが、アメリカ手話(ASL)を読み取り、リアルタイムで音声変換するデバイスを開発したと発表。音声は専用アプリから聞くことが可能だ。

デバイスは手袋のようになっており、指などの動きに反応するセンサーが取り付けられている。1秒あたり1単語を音声変換できるという。

ちなみに、すでに似たようなものは開発されていたそうだが、重くてかさばるため、この製品では伸縮性ポリマーを採用し、軽さと薄さを追求したとのこと。また、製造コストも抑えられているそうだ。

併せて、研究者は「手話を自分で学習する人が増えてほしい」とも語っているようだが、どんな人とでもコミュニケーションを簡単にとれる未来は、もうすぐそこまできているのかもしれない。

©Jun Chen Lab / UCLA
©Jun Chen Lab / UCLA
Top image: © Jun Chen Lab / UCLA
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。