「パピコ」にリフレッシュ効果あり。学会が認める

ロングセラーは伊達じゃなかった!

「江崎グリコ」「龍谷大学」と共同研究を進めてきた臨床実験──「パピコの喫食でリフレッシュ効果が得られる」がついに立証。「日本食品科学工学会誌」に論文が受理され、近く掲載予定だ。

アイスを食べると気分転換できたり、リラックスする。きっと多くの人が感覚的に抱いていたであろう、あの“口福感”は間違いじゃなかったってこと。

ただこれ、なんでもかんでもアイスだったらよし、というものではない。

「パピコ」といったら、口にくわえてチューチューするブローボトル形態が特徴だが、今回の研究では、ブローボトル形態氷菓での、温度と物性が異なる同一配合の内容物(①アイスミックス②ガリガリ食感③なめらか食感)を食べ比べ、心拍数変化量を測定。

同大学(農学部食品栄養学科)の山崎英恵教授によると、ミックスやガリガリ食感よりも、③のなめらか食感は心拍数が有意義に低下し、副交感神経が高まる効果がみられたことから、よりリラックス状態を確立していることが判明したのだ。

さらに、喫食前後の被験者らの主観的な感覚評価においても、①や②に増して③では「爽やかな気分」「元気な状態」が多かったという。

また、ブローボトル形態特有の「指先ひんやり」効果も見逃せない。ガリガリ食感だと冷たすぎる反面、適度な“ひんやり”を得られるなめらか食感において、リフレッシュ効果を発揮するという結果に。

たんに冷たいだけではダメ。程よくなめらか、そして手にしてひんやり。そこに「パピコ」最大のメリットがあったというわけだ。

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