「ミツロウラップ」使ってみたら、愛おしかった。

最近、ようやく「ミツロウラップ」デビューを果たしました。

環境への意識というのもなくはないんですが、どちらかといえば好奇心。料理好きの自分には食用ラップをゼロにすることはできません。ラップにはラップのメリットもありますからね。

でも、こと「保存」においてはコッチかも。

“手になじむ”を実感できる
天然のラップ

©2020 NEW STANDARD

言わずもがなですが、ミツロウ(蜜蝋)とは、ミツバチの巣から取るロウのこと。正確にはミツバチの分泌物。天然のワックスです。

このミツロウには、天然の防腐・抗菌作用があるため、食品の結露を防いだり、野菜やくだものの劣化スピードを下げてくれるんだそう。カットして半分だけつかった玉ねぎやフルーツをくるんでおけば、十分に新鮮さをキープしてくれているのがわかります。

顕著だったのはニンニク。冷蔵庫に入れても外に出していても、すぐカピカピになるニンニクですが、ミツロウで包むだけで保存期間が倍に!(体感ですが)あとはチーズもいい感じです。

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おろしたてはゴワゴワ。指先にちょっとミツロウが着いてくるような感じもあります。ボウルや小皿やフルーツを包んでも、まだ折り目はカチカチ。

それが、使って洗ってを繰り返すうちに、だんだん手触りがやわらかくなっていくもんだから、ほかの調理道具と同じように徐々に手に馴染んでいくのが実感できる。だから、使い込んでいくほどに愛着も湧いてきますよ。

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普段づかいのモノですから、主張しすぎないデザインというのも大事。そこへ行くと「APIARY MADE」の柄は悪くないと思うんですよね。

「約1年間使用できる」とおおよその使用期間をきちんと表記してくれている誠実さも、このブランドを選んだ理由。何度でも洗って繰り返し使えるのはわかる。かといって、どこまでも使い倒すんじゃなく、寿命がきたら取り換える。キッチンツールは基本消耗品ですから。

ちなみに地元オーストラリアでは、「Harrods」や「SELFRIDGES」といった英国系の高級百貨店のほか、ライフスタイルショップ、国立ギャラリーや博物館でも取り扱いがあるようです。プレゼントにも良さそうです。

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。