たった40秒。世界初、全自動消毒ボックス「CLean Tech」

アジアを代表するハブ空港「香港国際空港」が、全自動消毒ブース「CLean Tech」を世界初導入。さらに、殺菌機能を搭載したロボットも登場する。

検疫などに従事する職員に使用される小さなボックス型の「CLean Tech」。

利用者はまず体温測定し、密閉された消毒ブースに入る。光触媒とナノニードルの技術により、人体や衣服に付着したウイルスを死滅させ、同時に除菌スプレーを塗布。たった40秒ほどで全身の消毒・除菌ができる。

また、外部に菌が流出しないよう、ボックス内は陰圧されており、二次感染も防止できるわけだ。

さらに同空港は、トイレやチェックインカウンターなど、公共エリアの全面的な消毒・抗菌もおこなう。採用されたおそうじロボットは、わずか10分で周辺の空気や表面の細菌を99.99%殺菌してくれる。くるくると動き回る様子が、某SF映画の人気キャラクターのようで愛らしい。

2020年5月現在、パイロットテストを実施中。本格導入を検討している。

© 香港国際空港/facebook
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