「必要とする全女性にアフターピルを!」オンライン署名活動が実施中

「アフターピル」は、意図しない妊娠から女性を守る最後の砦。にもかかわらず、避妊の知識が少ない若年層であればあるほど入手が難しい……。

この現状を変え、必要とするすべての女性が安心・安全に入手できる社会を作るための活動が、オンライン署名サイト「Change.org」にて実施されている。

イニシアチブをとるのは、若者の性問題に取り組むNPO法人「ピルコン」代表の染矢明日香さんと、「#なんでないの。」プロジェクト代表の福田和子さん。

染矢さんのステートメント曰く、ウェブサイトに日夜届く「避妊を失敗してしまった。どうしたらいいかわからない」という相談がアクションのきかっけ。

世界的にアフターピルや低用量ピルを取り巻く状況は日進月歩で変化している。先進国をはじめとした76ヵ国では、すでに処方箋がなくとも薬剤師からの購入が可能。うち19ヵ国においてはOTC(市販薬)化もされており、若い女性に無料提供する国も少なくない。一方で、日本はなかなか新しいニュースが出てこず、それどころか安全すら脅かされつつある──。

そんな日本と世界との格差についてもプロジェクトページでは説明している。

詳細はぜひとも原文で。

なかなか知る機会の少ない社会問題の一端が垣間見える、大変興味深い内容だ。

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。