大手自動車メーカー「フォード」がエアバッグの素材を用いて「防護服」を生産中!

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて多くの企業や団体、個人による支援活動が相次ぐなか、米・自動車大手「フォード」は、3Mとの提携によって人工呼吸器を製造したり、3D印刷能力を活かしたフェイスシールドの製造をおこなってきた。

そして今度は、最前線で働く医療従事者のための防護服の生産をおこなうと発表した。

防護服の縫製に使用されるのは、なんと“エアバッグ”に使用される素材。「ナイロン6,6」と呼ばれるこの素材は耐久性に優れ、50回の洗濯にも耐えることができるのだとか。

防護服の生産はすでに始まっており、同時に世界中のネットワークを通して必要な素材と機器も調達中。今後はさらに生産能力を拡大し、7月4日までに130万着を縫製する予定だという。

世界中の自動車メーカーがおこなう社会貢献をさらに推し進める、この非常に強力なサポート。利益を顧みずにおこなう全力の支援に拍手を送りたい。

Top image: © Ford
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。