アイヌ女性を追った「短編ドキュメンタリー作品」100万回再生を突破

ファッション動画マガジン「MINE」が展開する、女性のエンパワーメントのための短編ドキュメンタリーコンテンツ「Future is MINE」

このシリーズ作品として今年1月に公開された『Future is MINE -アイヌ、私の声-』がYouTubeにて再生100万回を突破。各界の著名人からも称賛を浴びるなど、今、大きな注目を集めている。

主人公は、北海道・二風谷(にぶたに)に住むアイヌ民族の女性、萱野りえさん。一族が多く暮らす阿寒湖で生まれ育ち、ヴォーカルグループ「MAREWREW(マレウレウ)」で民謡「ウポポ」の再生と伝承に努めていたものの、いつしか活動に自信がなくなっていったそう。

しかし、結婚・出産とライフステージの変化を経て改めて湧き上がってきた文化継承への使命感。

「わたしは一体何者?夢は何?」

自分の未来を切り開くため、同じように長い間迫害された過去を持つアメリカ・フロリダ州南部の先住民セミノール族を訪ねるというストーリーだ。

詳しくはぜひ動画を見てほしいのだが、2つの土地の美しい景色に癒やされ、アイヌ語の即興歌「ヤイサマ」の透き通るような歌声に陶酔し、そして、ひとりの女性として不器用ながらも道なき道を進もうとする萱野さんの姿に共感せずにはいられない。

心が震わされっぱなしの19分30秒となっている。

© MINE/YouTube
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。