新型コロナ影響の飲食店を「配達スタッフ」受け入れで支援

飲食店をサポートする仕組み作りは、同じ外食産業から──。

日本最大級のデリバリーサービス「出前館」と、宅配寿司「銀のさら」などを運営する「ライドオンエクスプレス」が、飲食店で働く従業員(アルバイトスタッフなど)の雇用機会を新たに創出することを発表した。

「飲食店向け緊急雇用シェア」と名付けられたこのサポート。臨時休業や営業縮小を余儀なくされた店舗の従業員たちの短期的な雇用確保と、今後の増加が見込まれる出前需要に対する人員不足を補うという両面で難局を乗り越えようというのが狙いだ。

従業員の受け入れを希望する飲食店に、受け入れ先の有無を調整、雇用機会を支援するだけでなく、飲食店の雇用ニーズが回復した際には、従業員の再募集に影響が出ないよう、速やかに復帰できる体制も整えるという。

休業中の飲食店の従業員を配送スタッフとして一時的に雇用する。利害の一致を超えて「フードビジネスの今」を乗り切るシェアリングエコノミーができようとしている。

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