男だって、あまいお酒飲みたいじゃん……「ハイネケン」の新CMに注目

ブルーは男の子、ピンクは女の子。『ジャンプ』は少年、『りぼん』は少女。ビールは男、カクテルは女性。

そんなジェンダーバイアス、一体誰が決めたの?

世の中にはびこるステレオタイプをぶっ壊すような、オランダ飲料メーカー「ハイネケン」のCMが話題だ。

2月6日(木)に公開となったのは「Cheers to all」と題されたキャンペーン動画。バーやレストランでお酒を楽しむ男女が登場する。

カクテルと、お馴染みの緑色のボトルを持ったウェイターは、当然のように女性にカクテルを、男性にビールを手渡す。しかし、みな困った表情を浮かべ、ビールとカクテルを交換するのだ。「あ、それ僕のです……」と、謝罪の声すら聞こえてきそうな男性の顔がなんともいえない。

それから、この動画のユニークな点は、そのコピー。

ハイネケンは言わずとしれた超大手ビール会社。「女だってビールが好き」と言いそうなところだが、本動画のコピーは「Men drink cocktails too.(男もカクテルを飲む)」なのだ。同社のアルコール愛を感じるセンテンスに感服!

友人とランチ食べにいくと、店員さんは何も聞かずにライス大盛の方をわたしの前に置く。いや、スマートだけどさ……気遣いって難しいね。

© Heineken | Cheers to all/YouTube
Top image: © iStock.com/Peopleimages
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。