2021年ウィーンに誕生!緑に包まれた都市型店舗の「IKEA」

来年2021年ウィーンに緑のファサードを有した都市型「IKEA」が誕生する。

IKEAといえば、アクセスが良い都市部ではなく、車でないとアクセスしづらい郊外に大型店舗を構えているイメージが強い。しかし、ウィーンに建設中のこの店舗があるのは、市内中心部のWestbahnhof駅のすぐそば。大型の家具屋にもかかわらず駐車場はない。

IKEAはこれを「時代とともに変化した“ショッピング行動”“車を使用しないモビリティ”に対応した店舗」と位置付けている。

本棚を模してデザインされた7階建のビルには、100本以上の木々が植えられる予定。建物を覆う植物には、ビルの「温度を下げる効果」や周辺の「空気の浄化作用」が期待されている。駅近の好立地ということもあり、カフェ利用や待ち合わせで訪れる人も多そうだ。

ミレニアルズを中心に“車を持たないという選択肢”が増えるなか、都市型店舗の需要はますます高まりそうだ。

©IKEA and querkraft architekten
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。