中国・成都にも「ザハ建築」!建設中の「ユニコーン島」がまるで未来都市

“ユニコーン企業”と呼ばれる時価総額10億ドルを超えるスタートアップ企業。かつては、ほとんどがシリコンバレーから誕生していたが、近年は中国発の企業が急速に台頭してきているという。

そんな急速に成長する中国スタートアップ企業の勢いをさらに加速させるべく、中国・成都市は世界初の「ユニコーン島」を建設中。世界的な建築事務所「Zaha Hadid Architects(ザハ・ハディド・アーキテクツ)」がデザインしたマスタープランが先日公開された。

67ヘクタールに渡って設計されたこのユニコーン島。7万⼈の研究者、オフィススタッフ、居住者、訪問者を受け入れることが可能だという。

公園や農園などの緑も多く、生活環境と労働環境の両方が整備。中央広場や地下鉄駅を取り囲むように建造物が並び、それが放射状に広がっていることで、徒歩や⾃転⾞でもすぐに島全体にアクセスできるという。

また、現在設立済みのユニコーン企業に用地を提供するだけでなく、成都発のスタートアップ企業育成にも尽力すると発表。

今後"次世代のIT都市"としてシリコンバレーに続く、新たな拠点になるのだろうか……?

Top image: © MIR
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。