「快適性と高級感」を追求した電動キックボード

通勤や通学時のラストワンマイルに便利なキックボード。だけど、見た目から手を出さずにいる人もいるだろう。そこをラグジュアリーかつ快適さを追求することで、究極のアップデートを仕掛けたのが「Dragonfly Hyperscooter」だ。

2019年末にロンドンのスタートアップ「D-FLY」よりリリースされたこいつは、エクストリームスポーツ系のマシンかと思いきや、キックボードからインスパイアされた電動キックスクーター。その威力がとにかくスゴい!

「DRAGONFLY」正面
©D-Fly
「DRAGONFLY」走行時
©D-FLY
©D-Fly

カーボンファイバー&航空機グレードのアルミ素材でフレームを構成し、セダン車の高級感を演出。街乗りでの仕様を想定し、大型のLEDライトと方向指示器、テールランプも標準装備だ。ジャケット姿で乗っても……なかなかサマになってるんじゃない?

圧巻はスピードだ。

1800Wのモーターをパワーユニットに搭載し、最高時速はなんと61キロだというから、原付バイクと同等レベル。もはやキックボードの域を完全に越えてしまっている。

「DRAGONFLY」折りたたみ時
©D-Fly

コンパクトに折りたたんで場所をとらないつくりはGOOD。ただ、カーボンファイバー使用といえど車体重量約14.5キロは、デイリーユースには正直まだちょっと重いか。ちなみに価格は、3輪モデルが約54万円(4輪は64万円)。

こうした次世代型ワンマイルモビリティが次々に登場してくる海外市場。日本の公道を走行するには保安基準を満たしてはいないものの、未来の移動手段を想像するだけでワクワクする人だって少なくないはず!

Top image: © D-Fly
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。