納豆を引き立ててくれる「醤油」ならコレ

気になるあの人たちを直撃。とっておきの「マイ・フェイバリット調味料」を教えてもらいました。毎日の食事のヒントやひらめきがきっと見つかるはず!

第3回は、D&DEPARTMENT相馬夕輝さん。

相馬夕輝

D&DEPARTMENT PROJECT代表取締役社長、たべる部ディレクター。「ロングライフデザイン」をテーマに47都道府県にコミュニティを広げる。観光ガイドブック『d design travel』出版のほか、「d47食堂」のメニュー開発やD&DEPARTMENT各店の飲食事業を担当する。d47食堂では2月2日まで、新鮮なサケと酒がたのしめる「根室定食」が期間限定で登場。

イチオシはコレ!

©2019 NEW STANDARD

ヤマロク醤油 「鶴醤(つるびしお)」
500ml 1320円(税込)

二倍の原料と歳月をかけ、木桶でじっくり「再仕込み製法」によりコクとまろやかさを極限まで引き出した、小豆島「ヤマロク醤油」の代表作。

大豆食品との相性◎です

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「冷奴」も捨てがたいけど、いちばんは「納豆」ですね。納豆自体はシンプルな味なので、醤油は旨みの強いものを僕は選びます。そこへ行くと「鶴醤」は、旨みも強く、かといって塩辛すぎずバランスもいい。大豆そのものの味わいをきちんと引き出してくれます。

素材の味を壊してしまわないシンプルな使い方がオススメ。「チャーハン」の香り付けにもいいですよ。

仕事で作り手さんとお会いしたんですが、醤油仕込みのために木桶から自分たちで手作りしているんです。「昔ながらの木桶を用いた製法を守り続けないと、醤油の未来が途絶えてしまうから」と。

味もそうですが、そういう醤油業界全体のことを考えてつくっている人たちのことを応援したいなって思うようになりました。「うまい醤油って、こういうことなんだ!」そこを感じて欲しいですね。

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。