「テラハ」みたいなお泊まり会をしてみた@illi Shimokitazawa

下北沢から徒歩1分。

最高の“箱”を見つけてしまった!

といっても、クラブじゃありません。「illi Shimokitazawa(以下、イリー)」。12月5日にオープン(NEW!)したばかりのミレニアルズに向けた宿泊施設です。

イリーのコンセプトは「Sleepover Experience(スリープオーバー・エクスペリエンス)」。うん?なにやらわかりづらい?思い切って言い換えてしまいます。

イリーでは「テラスハウス・エクスペリエンス」が叶います。

コンセプトを勝手にもじってすみません(汗)。ここに来たら恋ができますってことではなく、テラスハウスみたいなイケてる場所でホームパーティとか、お泊まり会とかができるよっていうお話です。

宿泊料金は1部屋20000円〜/1泊で、最大6名までOK。つまり、6人で割れば3000円台〜/1名で泊まれるということですね。下北沢でこれは安すぎるのでは!?

百聞は一見にしかず。早速、利用してみました。

なんか今っぽい。完全無人チェックイン

イリーは完全無人オペレーション。ホテルのようなフロントはなく、常駐しているスタッフもいません。

鍵の受け渡しは下北沢駅構内に設置された専用機で。ここらへんは民泊に泊まる感覚に近いですね。何時までにチェックインしなきゃいけないという制約はないので、週末の飲み会帰りに集合してそのままお泊まり会スタートというのもいいですね。

©2019 NEW STANDARD

ホテルでも民泊でもない。
THEテラスハウスみたいな空間

まずは写真をご覧ください。

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テラスハウス感伝わりましたか?このソファやバーカウンターとかまさに出てきそうですよね。

写真では伝わりづらいかもしれませんが、この部屋かなり広いです。6名までなら何人で泊まってもOKとなっているのも納得です。天井が高いのがいいです。開放感が違います。そして、仕切りもありません。友だち同士で宿泊した際に、コミュニケーションを取りやすい設計になっているんですね。

バーカウンターには、カクテルシェーカーセットやコーヒーミル(しかも手で挽くタイプ)まで。

私は建築やインテリアに特に詳しいわけではありませんが、これだけはわかります。内装がめちゃめちゃスタイリッシュで洒落てる!

ベッドも広々。4人寝ても余裕

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バーカウンターの後ろには、ベッドスペースがあります。1階はガラス張りになっていて、ダブルベッドが1台。2階はロフトのようになっていて、こちらにはマットレスとフカフカの布団が敷いてあります。上はかなり広めなので、女子4人で寝ても余裕でした。

学生の頃は雑魚寝でも大丈夫だったけど、もういい大人だからちゃんとしたベッド(布団)で眠れるのは嬉しい。

トイレ&バスルーム、アメニティをチェック!

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ここも期待を裏切りません。ここのバスルームは洗面所、トイレ、シャワールームがそれぞれ独立しています。

洗面所はダブルシンク!大人数で泊まったら朝とか洗面所の争奪戦になるので、2つあるのはありがたいですね。

蜂の巣みたいなタイルがかわいい洗面台は、ゴールドな鏡の枠やシックなブラックの蛇口が可愛いじゃないか。洗面所の真後ろの扉を開くとトイレがあります(もちろんウォシュレット)。

さらに洗面所の奥にいくと、シャワースペース(バスタブはない)が。目の前にドラム式の洗濯機が置いてある脱衣スペースがあります。長期滞在もできそう。というか住みたいここに(笑)。

このバスルーム(洗面所、トイレ、シャワールーム)の注目すべきポイントは、その秀逸な配置なんです。それぞれが独立しているので、1人はシャワー、2人は洗面所、もう1人はトイレ......と、最大4人でバスルームの同時使用が可能なんです。この配置、なんか家っぽいですよね。

 

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まだまだある、グッとくるアイテムたち。

アロマデュフューザー、レコードプレーヤー、UNOやポーカーといったカードゲームまで。気になるアイテムがそこらかしこに。このデジタルの時代にあえてレコードを聞くっていうのが、クールなんですよね。もちろんBluetoothのスピーカーも完備されています。

先ほど紹介したバーカウンターには、カクテルシェーカーの他にグラスや食器類が充実。コンロはないのでその場で調理はできませんが、ここではあえてジャンキーに宅配ピザとか食べたい気分。

私たちはというと、せっかく下北沢に来たので外も探検したい!ということで気になる居酒屋とレストランをハシゴ。帰りにコンビニでワインとおつまみをゲットして、お部屋で飲み直し。

終電を気にしなくていいし、シモキタの夜はまだまだこれから......!

お泊まり会(テラハごっこ)するならココ!

色々とスペックを紹介してきたワケですけど、そんなことはじつはどうでもいいんです。

カルチャーが交差する見所の多い街“下北沢”に1人3000円台から泊まれて、テラハみたいな体験ができるってところがクールなんです。

お金を出せばもっとテラハっぽい、お金持ちの経営者が住むような“箱”はあるかもしれません。でもそんなのはリアルじゃない。ここは記念日でもなんでもない日を、特別にするために、日常使いして欲しいそんな場所でした。

 

「illi Shimokitazawa(イリー シモキタザワ)」

【住所】東京都世⽥⾕区北沢 2-24-12 サンモニーク下北沢 3F-6F(下北沢駅徒歩1分)

【部屋数】4部屋(すべてワンフロアの部屋になっています)

【価格】1部屋¥20,000〜(※季節により変動。最⼤6⼈まで宿泊可能)

・無⼈チェックイン

・アメニティ:シャンプー、ボディソープ、タオル、ドライヤー、傘、固定Wi-Fi、ポケットWi-Fi、⻭ブラシ、マウスウォッシュなど、宿泊に必要なものは揃っています。洗濯機、電⼦レンジ、冷蔵庫などもあるので、⻑期滞在にも便利です。

・予約⽅法: Airbnb、Booking.com、Expedia よりご予約いただけます。

Top image: © 2019 NEW STANDARD
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。