スマホで「Photoshop」の時代がやってくる

11月初旬、「アドビシステムズ」はスマートフォン向けカメラアプリ「Adobe Photoshop Camera」のリリースを発表した。

「Photoshop」といえば、加工や補正、イラストやデザインの作成などの技術を使って撮影した写真の見栄えをアップグレードできる編集ソフト。そんな写真加工技術を駆使できるソフトを、スマホでもカンタンに利用できるようになるというわけだ。

このアプリでは、同社のAIプラットフォーム「Adobe Sensei」が機能の充実を担う。

たとえば、シチュエーションごとの対応。ポートレートや食事、風景など、それぞれのシーンに最適な色調やダイナミックレンジに調整。また、ビッグデータをもとに導き出した、複数の仕上がりパターンを用意する。

さらには、「レンズ」と呼ばれるリアルタイムでエフェクトを加えて撮影できる機能も。アニメーションによる合成など、カンタンな操作でさまざまなエフェクトを使うことができる。有名アーティストやインフルエンサーが独自に作成した「限定レンズ」も多数提供予定というから注目だ。

サービス開始は2020年から!

Top image: © iStock.com/GeorgePeters
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。