「Makuake」で即日完売したCANONの「新型ウェアラブルカメラ」

アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」で、10月中旬に先行販売を開始した「CANON」の新型ウェアラブルカメラ。用意した1000台は一日で完売。現在までに目標の15倍近い額が集まっている。

スマホがあれば思い出の記録は事足りてしまう時代に、それでもインスタントカメラやレンズ付きフィルムが飛ぶように売れる。多くの人が求めているのは、その記録の残し方であり、「撮影する」という行為そのものなのかもしれない。

さて、くだんの新型カメラ「iNSPiC REC」は、手のひらサイズでわずか90g。コンパクト&超軽量がウリだ。

©Makuake

肝心の機能はというと、静止画、動画、マルチ(シャッターを押す時間に応じて静止画と動画が切り替わる)、ワイヤレス(スマホと接続しアプリ経由でライブビューやリモート操作が可能)の4つのモード。至極シンプルゆえ誰でも感覚的に、気軽に使えそうだ。

「外アソビ」がコンセプトというだけあって、高い耐衝撃性も有しており、防水も問題なし(水深2mで約30分間の撮影が可能)。小さな子どもに持たせてもヒヤヒヤしないし、河原や浜辺での水遊びにもちょうどいい。

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特筆すべきは、バッグやベルトに通して携行できるカラビナ型のクリップ。撮影時にはこのクリップをファインダーとして被写体を捉える。

ディスプレイモニター越しではなく、自分の目で瞬間を記録する。ディスプレイレスだから、どんなふうに撮れているかを後から見返さなければならない。そこが紙焼き写真のようでいいじゃないか。

今後は一般販売を目指していくようだが、今のところリリース時期は未定。参考までにMakuakeでの出品価格は、1万4850円(税込)。

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。