Avicii(アヴィーチー)の追悼コンサートに豪華アーティストが集結

昨年4月に28歳という若さで自ら命を絶ったAvicii(アヴィーチー)の追悼コンサート「Avicii Tribute Concert」の開催が決定。コンサートは12月5日、彼の故郷であるストックホルムのFriends Arenaで行われる。

出演は、アヴィーチーと親交が深かったデヴィッド・ゲッタやカイゴをはじめ、リタ・オラやアダム・ランバート、アロー・ブラック(『Wake me up』のボーカルは彼だ)など23組のDJやアーティスト。

なお、5万5000枚のチケットは、日本時間9月5日にわずか30分で完売。チケットの売り上げはすべて、アヴィーチーの両親が立ち上げた「ティム・バークリング基金」の活動費に充てられる。

アヴィーチーの本名を冠したこの基金は、自殺が世界的な健康危機であることを提唱し、自殺やメンタルヘルスにまつわる偏見をなくすことを目的をとしている。さらに今後は、アヴィーチーが生前関心を寄せていた気候変動や飢餓問題に取り組む組織も支援していくと発表している。

死してなお絶大な人気を誇るアヴィーチーという存在は、生前とは別のカタチで人々に影響を与え続けていくだろう。

Top image: © Kevin Mazur
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