フィンランド発の「ゼロ・ウェイスト」なレストランとは?

フィンランド・ヘルシンキのデザイン地区に7月31日、ゴミを出さないレストラン「NOLLA」がオープンした。

“ゼロ・ウェイスト”にこだわる「NOLLA」は、2018年のプレオープンで得た経験をふまえて「ムダ」を省くことを徹底。

食材は地産地消を前提に、お店の方針を理解したサプライヤーからは、プラスチックや紙などムダな包装は一切ない食材が送られてくる。メニューも季節ごとに熟考したコースを提供。アラカルトだと注文されない食材がでてしまうことを考慮した、フードロスを出さない仕組みだ。食べ残しが出た場合は、堆肥としてリユース。ショップカードですら、植物由来の素材を使う徹底ぶり。

これらの取り組みとあわせ、ソフトウェアを使って再度ゴミが出ないような計画も再設計していく。

海洋プラスチック問題をはじめとするゴミ問題に関心が集まるなか、そもそもゴミを出さないことを実現する方法がフィンランドから広がっていきそうだ。

Top image: © Nikola Tomevski
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。