居心地ワルい飛行機の「中央席」を好む人が増える!?

一見気づきにくい……けれど画期的な座席が注目を浴びている。飛行機の座席デザインや製造を手がける企業Molon Labe Seatingが開発した「S1 Space Seat」だ。

以前、商品化される前にも報じられたことがあるこの座席が、ついにFAA(米連邦航空局)の承認を得たと先日報じられた。

S1 Space Seatのデザインは、3つ並ぶ席の真ん中だけが数センチ低くなっていて、窓側や通路側の席よりも若干幅が広くなっている。加えて、両隣の席より少しだけ後ろに下げて設置される。真ん中に座る人が窮屈な思いをせず快適に過ごせるようにするのが目的。

米メディア「ABC」によるとMolon Labe Seatingは既に航空会社から大口受注も受けているという。

座席を選択するときに避ける人も少なくないだろう中央席だが、このように快適さを追求されたつくりであれば敢えて選ぶ人もでてくるはずだ。

Reference: ABC News
Top image: © Molon Labe Seating.
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。