淡路島の「西海岸」にはもう行った?

大阪から1時間、神戸からなら40分ほどで行けてしまう兵庫県の人気観光スポット「淡路島」。そう、意外と近いんです! アクティビティ派もグルメ派も、この10ヶ所を抑えて関西屈指の“遊べるスポット” を巡ってみてください。

なかでも、神戸方面からもアクセスがいい「淡路島西海岸」と呼ばれるエリアには、続々と新しい観光スポットが誕生しています。まだまだガイドブックや旅行サイトに紹介されていない場所も多いので、まとめてみました。

まずは、西海岸と一緒に巡って観光したいテーマパークに注目!

01.
「ニジゲンノモリ」の
巨大アスレチックで遊ぶ

©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 1993-2019

淡路西海岸の周辺には、家族やカップルで遊びに行きたいスポットもたくさんあります。

たとえば、兵庫県立淡路島公園内にある、アニメやマンガを題材にしたテーマパーク「ニジゲンノモリ」には、大人から子どもまで楽しめる大きなアスレチックがあるんです。一番高いところは、なんと8m。3階建てビルに迫るくらいの高さです。

安全ハーネスを付けるので、落ちることはないと頭では分かっているものの、やぐらからやぐらへ移動する瞬間はとてもスリリング。

この巨大アスレチックは、映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』の世界観を表現していて、難易度ごとにコースも分かれているので、もちろん子供だって思いっきり楽しめます。

02.
往復365mで淡路の風を感じる!
ロング「水上ジップライン」

©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK

ニジゲンノモリの公園の中心にある池を往復できる「水上ジップライン」も、巨大アスレチックに負けないくらいスリリング。

行きの225m+帰りの140m=往復365mをたっぷり楽しめます。関西有数の長さの水上飛行を存分に楽しみましょう。

途中、巨大水鉄砲に狙われたりと、普通のジップラインで終わらないところも「ニジゲンノモリ」ならでは!?

03.
手塚治虫の「火の鳥」を再現!
夜の森を歩くプロジェクションマッピング

©TEZUKA PRODUCTIONS.

幻想的な音楽やプロジェクションマッピングに包まれながら、全長1.2kmの夜の森を散歩する「ナイトウォーク火の鳥」。まるで手塚治虫の「火の鳥」の世界に迷い込んだように感じさせてくれる演出は、鳥肌モノです。

手がけているのは、人気クリエイティブ集団「NAKED.」。

淡路の自然と調和させながらも、音と光の特別なエンターテインメント空間に仕上げているんです。恋人の聖地にも選ばれるなど、広い「ニジゲンノモリ」のなかでも、デートスポットとしておすすめ!

04.
『NARUTO』と『BORUTO』の
世界観を体感!

©岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ

2019年の4月にオープンした、大人気アニメを舞台にした謎解きゲーム『NARUTO & BORUTO 忍里』も、この夏の目玉になりそうなアクティビティのひとつ。

大きな火影岩や原寸大のキャラクターなどにより忠実に再現された「木ノ葉隠れの里」は、必見です。

→「ニジゲンノモリ」が気になる

05.
淡路の星空を見ながら
グランピングコテージに泊まる

ニジゲンノモリのなかには、ゆったりとした時間が流れる「GRAND CHARIOT 北斗七星135°」という宿泊施設もあります。淡路島の潮の香りとカラっとした空気が、まるで南仏にいるかのような気分にさせてくれるグランピングリゾートです

コクーンと呼ばれるコテージは、自然の素材をふんだんに使った癒しあふれる空間。ゆったりリフレッシュできるヒノキ風呂も人気です。

夕食や朝食には、淡路ビーフや玉ねぎをふんだんに使った地産地消型のグルメが味わえるし、なんといっても淡路島は、強い海流の影響で魚介類が豊富! 午前中に水揚げする「昼網」という漁が特徴で、新鮮な真鯛やハモが味わえます。

また、淡路島産のアロマオイルを使った施術や、星空を眺めながらお酒を楽しめる「星空のBAR135°」もチェックしておきたいポイント。

ラグジュアリーな時間は、きっと最高の思い出になる!

→淡路島でグランピングしたい!

06.
セルフローストスタイルで食べる
絶品「淡路ビーフ」のグリル

さて、ここからは淡路島のなかでもホットな「西海岸」へ。

 

西海岸エリアは気候もカラっとしていて、ドライブしても最高に気持ちがいいし、景色のいいカフェやレストランが多いんです。とくに、ブランド肉「淡路ビーフ」が食べられる景観抜群のレストランは、ぜひとも行きたいスポットのひとつ。

ハリウッドセレブも夢中になる神戸ビーフは、正式には但馬牛の一種で、淡路牛もその但馬牛のひとつ。そのなかでもさらに厳選されたプレミアムなお肉のみが「淡路ビーフ」の称号を得ることができるんです。

そんな淡路ビーフを、日本初のセルフローストスタイルで味わえるのが「オーシャンテラス 」というグリルレストラン。特注の溶岩石グリルを使って、自分好みの焼き加減を楽しめます。地元の食材もふんだんに使った「淡路牛カレー」も、ビュッフェなら食べ放題!

→淡路ビーフを食べてみたい!

07.
はちみつと淡路産のシラスに舌鼓
地元食材が詰まった「ピッツァ&ワッフル」

淡路観光をするデリスタグラマーたちにも注目されているのが、海辺のリゾート感溢れる白い建物が特徴的なカフェレストラン「ミエレ」。

とくに「ストップ!」というまで振りかけられる淡路産シラスのピッツァは、おいしいのはもちろん、見た目のインパクトも抜群。また、店名のミエレ(miele)はイタリア語で「はちみつ」という意味だそうで、はちみつを使ったワッフルも人気のメニュー。

目の前に広がる海は透き通っていて、まるで海外のおしゃれなカフェにいるような気分が味わえます。淡路島の西海岸に夕陽が沈んでいく様子を見ながら、オープンデッキでゆったり過ごしてみては?

→淡路島のグルメを味わいたい!

08.
リノべした小学校の「マルシェ」で
淡路のおみやげ探し

2010年に閉校した、淡路市立野島小学校をリノベーションして誕生した複合観光施設「のじまスコーラ」。目の前には海!

元校庭だった場所は、人気者のアルパカなどがいるミニ動物園に変身。放牧タイムには、動物たちの姿を間近で見ることもできます。

リノベした校舎のなかを覗くと、淡路で採れた野菜や、地元の食材で作ったアイスなどもあり、カフェでの飲食やショッピングが楽しめます。地産地消メニューで有名な奥田政行シェフがプロデュースするリストランテもあるので、本格的に食事を楽しみたい人にもオススメです。

随所に残っている学校時代のなごりを探して散策するのも、どこか懐かしい匂いがして楽しいですよ。

→アルパカに会いたい!

09.
「ハローキティ」のレストランで
淡路の新鮮な海の幸を!

©︎1976, 2019 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. G601666

淡路島の新鮮な食材を使った “創作料理” が楽しめる意外なスポットが淡路西海岸にあるんです。それが、創作オリエンタルレストラン「HELLO KITTY SMILE」。

カワイイ建物とは裏腹に、本格的な料理から飲茶まで多彩なメニューが揃っているのが魅力です。ハローキティのギャラリー&シアターもあるので、食後にゆっくり鑑賞するのもおすすめ。

→ハローキティのレストランに行きたい!

10.
淡路ならではの絶景写真が撮れる
「あわじ花さじき」のひまわり畑

最後はこちら。西海岸からもほど近い、北部の丘陵地にある「あわじ花さじき」。

春から秋にかけて、さまざまな花が楽しめる絶景写真が撮れるスポットとして人気上昇中です。日本各地にお花畑スポットは数あれど、海に向かって花が続いていくスポットはとても珍しい! その広大な景色が見えた瞬間には、思わず「うわっ」と声が出てしまうほどの感動があります。

夏休みに入る7月後半からは、とくにひまわりに注目。背丈を超えるほどのひまわりが8万本も咲き乱れる様子は圧巻です。

 

今後まだまだ注目のおでかけスポットが増えてきそうな、淡路島。

これから夏休みの予定を決めるなら、淡路島ならではの景色やグルメがたっぷり楽しめる「西海岸エリア」も良さそうですね! ぜひチェックしてみてください。