AR技術のおかげで、ワインラベルが進化する!

ワインのラベル(エチケット)に記載されているのは、名称や収穫年、品種などなど。これらの情報を元に購入する人が多いですよね。エチケットのイラストも大きく影響しているかもしれません。

「Winetales」というアプリは、エチケットに載せられる情報を拡張することができます。AR技術を駆使して、エチケットをスキャンしたら画像や動画が表示されるように設定できるんです。

消費者とのより密なコミュニケーションをワイン製造者に提供する新しいプラットフォームアプリ、と理解しておけば間違いありません。

すでにARに対応したエチケットはあるものの、ワイン製造者が独自開発をするには負担が大きすぎる。そんな理由が背景にはあります。ちなみに、すでに80のワイナリーが採用していて、その数はどんどん増えていくと言われています。

「Winetales」がどんどん使われるようになれば、ハリー・ポッターの世界でありそうな「動くエチケット」なんてものも体験できるようになるはず。今重要視されているトレーサビリティという意味では、生産者がブドウを摘んでいるところなどを動画で確認できるし。

近い将来、ワインショップに行く楽しみが増えそうです。

Top image: © Third Aurora
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。