失敗しないフェイクグリーン購入。「ディスプレイのうまい店」を狙いうち

どれだけ本物と見まごう精巧なつくりをしていても、初めてフェイクグリーンを買うのにネット通販の画像だけというのは心もとない。やっぱり見て触って、色や質感をその目でたしかめたいもの。

ならば、どこで買うべきか?

ここでは園芸店からライフスタイルショップまで、インドアグリーンとして多角的にフェイクを提案する取扱店を狙いうち。100円均一ショップやホームセンターで手に入るものとはひと味違う、選りすぐりのフェイクに出会えるはず。

リアルと共存するフェイク
「オザキフラワーパーク」

首都圏最大級の老舗ガーデンセンターといえば「オザキフラワーパーク」。原生林のような2階インテリアグリーンコーナーの一角に、ひっそりと「造花」コーナーはある。お客の大多数は園芸植物や世界各地の珍しいグリーンが目当てでも、オザキのフェイクは見逃せない。

アーティフィシャルフラワーからは季節を感じ、数こそ多くはないがフェイクグリーンも葉ぶりの大きなガーランドタイプや、単体で飾っても存在感のあるエアプランツを大小揃えたり、つる性のフェイクは密集度の高いものをチョイスするなど、どの花材もセレクトを色濃く感じる。

小ぶりな多肉植物などは、フェイクと相性のいい気の利いたブリキ缶やアンティーク調の小鉢に差し、古書の上にはさりげなく人工の一葉が置かれていたりする。インテリアのお手本ともなるディスプレイは必見だ。

オザキフラワーパーク

【住所】
東京都練馬区石神井台4-6-32

【営業時間】
09:00〜20:00(11月中旬から2月末は19:00まで)

親和性の高さならDIYショップ
「tukuriba二子玉川店」

©tukuriba二子玉川店

フェイクグリーンと相性のいいショップといえばDIYショップをおいて他にない。インテリアとしてフェイクを飾るのに、もうひとアレンジを生むアイデアの宝庫だ。かといってホームセンターのような大型店だと、パーツの陳列で完成品のイメージが掴みづらい。

そこでオススメしたいのが「tukuriba 二子玉川店」。多彩なワークショップを定期開催する体験型DIYショップには、流木、アイアンフレーム、古材を使ったボックスやシェルフなどに混じってフェイクグリーンがディスプレイされている。ゆえに自室で飾るときのイメージがつきやすい。

テーマを選んでワークショップに参加し、完成した作品にその場でフェイクを合わせてみる。ものづくりの場ならではのインスピレーションを持ち帰ろう。

tukuriba 二子玉川店

【住所】
東京都世田谷区瀬田2-32-14 玉川髙島屋S・Cガーデンアイランド1F

【営業時間】
10:00〜20:00

造花とフェイクグリーンの総本山
「東京堂」

昭和元年創業の「東京堂」は、日本の造花製造業を牽引してきた老舗中の老舗。世に出回るフェイクグリーンの多くが、じつは東京堂ブランド「MAGIQ」だったりもする。

四谷三丁目駅ほど近くにある提案型ショールームには、フェイクグリーンを含むオリジナルのアーティフィシャルフラワーだけで約5000点。さらに、プリザーブド、ドライ、ディスプレイ素材と、圧倒的な品揃えであらゆる花材が手に入る。もちろん、一般客の購入も可能。

フロアごと、アイテムごとに、シーズナリティやイベントに合わせたデザイン提案も見どころ。

東京堂 本店(ショップ&ショールーム)

【住所】
東京都新宿区荒木町13-3

【営業時間】
9:30〜17:20

【定休日】
土、日、祝(土曜は不定休のためサイトのカレンダーで確認を)

ライフスタイルショップからの提案
「BOTANIST Tokyo」

©BOTANIST Tokyo

暮らしにボタニカルを取り込む──。あの「BOTANIST」が“植物とともに生きるライフスタイル”を体現した、全国初のフラッグシップショップ「BOTANIST Tokyo」。

おなじみのヘアケア製品のみならず、ボタニカルライフを体現する選りすぐりのインテリア雑貨を取り揃えた店内には、フェイクグリーンを扱うコーナーも。

セレクトは、2017年のオープン以来フェイクグリーン通販「いなざうるす屋」が担当。植物とともにカジュアルでリラックスした生活空間を演出するツールとして、フェイクの可能性を存分に感じさせる店だ。

BOTANIST Tokyo

【住所】
東京都渋谷区神宮前6-29-2 助川ビル 1F

【営業時間】
11:00〜20:00

世界最大の家具量販店も見逃せない!
「IKEA」

おなじみIKEAのインドアグリーンにもフェイクあり。

大小さまざまな鉢もの植物を中心としたシリーズ「FEJKA(フェイカ)」は、設置場所に合わせて選べる豊富なバラエティ。また、造花や枝ものが1本単位で購入可能な「SMYCKA/スミッカ」も人気ラインだ。

ディスプレイこそ大量陳列。けれど、ガラス花器やポットカバーなど、あらゆるフワラーベースをその場で取っ替え引っ替え合わせることができ、室内空間ディスプレイのなかに置けば、自室にやってきたときのイメージもつきやすい。こんな使い方もIKEAならでは。

IKEA

【営業時間】
10:00〜21:00(月〜金)、9:00〜21:00(土、日、祝日)
【URL】
https://www.ikea.com/jp/ja/

Top image: © tukuriba 二子玉川店
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