ドイツのスーパーマーケットでは、絶対にコレを買ってみて!

ドイツは世界でも有数のオーガニック大国。住んでみると、いたるところで「BIO(ドイツ語でオーガニック)」のマークを目にします。

ほとんどの都市にオーガニック製品専門スーパーがあるのはもちろん、普通のスーパーやドラッグストアにだってオーガニック製品がたくさん。割高でも、あえて「健康のため」「環境のため」と考える人が多いドイツでは、オーガニックはライフスタイルのひとつとして根付いています。

流通量が多いぶん、日本よりブランドや価格に幅があるのも特徴。差別化を狙ってか、デザインも多種多様です。というわけで、近所のスーパーで、おみやげにぴったりな見た目よし味よしのBIO製品を探してきました。

キーワードは「BIO+ドイツっぽさ」です。

食材の組み合わせが新しい「Little Lunch」

©2019 TABI LABO

10人に1人がベジタリアンorヴィーガンのドイツ。この国の人たちは、お肉を使わずに美味しい料理をつくる方法をよく知っています。スープ売り場で見かけてパケ買いした「Little Lunch」もそうでした。

パンプキンマンゴーやキャロットオレンジ、バナナ入りのスープカレーなど、日本にはない組み合わせのスープもたくさん。定番のトマトスープだって、食べてみると味付けが日本とちょっと違うことに気づくはず。

※Little Lunchには肉を使用した商品もありますが、肉不使用品でないと日本への持ち込みが禁止される可能性があります

家事も合理的なドイツ人の味方「Just Spices」

©2019 TABI LABO

ドイツのスーパーで気づくのは、インスタント調味料の多さ。日本ではスープでおなじみのクノールや、コンソメが有名なマギーなどのメーカーが何種類もの製品で棚を埋めています。家事をサッとシンプルに済ませてしまうドイツ人にとって、インスタント調味料は生活の強い味方です。

さて、棚を埋め尽くす商品のなかでもつい目が行くのが、ポップなカラーが素敵な粉末調味料「Just Spices」。かけるだけで完成のパスタから混ぜるだけで出来ちゃうカレーなどフレーバーもいろいろ。

作り方はグーグル翻訳に頼るべし(笑)。

変わり種ティーバッグ「TEATOX」

©2019 TABI LABO

ヨーロッパでお茶というと、まずは紅茶大国イギリスをイメージしますが、ドイツも紅茶は日常生活に欠かせません。風邪や鼻炎、腹痛などの体調不良のときはまずハーブティーに手を伸ばすほど、ドイツ人は紅茶の「機能」にも大きな信頼をおいています。漢方みたいなイメージなのでしょうか。スーパーはもちろん、ドラッグストアにもいろんなブレンド、フレーバーのティーバッグが常に数十種類並んでいます。

なかでも変わり種が「TEATOX」。リフレッシュしたいときのための紅茶、ゆっくり眠りたいときのための紅茶、デトックス用の紅茶(しかも朝・夜用で2種類)などなど、茶葉やフレーバーではなく、機能別にラインナップ。

特定のシチュエーション用の紅茶ってだけで、ちょっとテンションがあがりません?

ドイツの朝食をカップに詰めて「My Müsli」

©2019 TABI LABO

ドイツの朝食の定番・ミューズリー。グラノーラに似ていますが、一般的にグラノーラよりも甘さ控えめでローカロリーなシリアルです。もちろんどのスーパーにも各種置かれているわけですが、シンプル&カラフルな「My Müsli」に目がとまりました。味が淡白すぎてミューズリーに苦手意識をもっていた私も、果物やチョコレートがたっぷり入ったMy Müsliは美味しく完食できました!

もともとオンラインで自分だけのオリジナルミューズリーを注文できるということで人気になったMy Müsliですが、スーパーで販売されているカップタイプはお試し用にうってつけです。

Top image: © 2019 TABI LABO
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。