自然に溶け込む繭のようなロッジなど
スリランカの宿が面白い!

2009年から2017年にかけて、観光客の数が約5倍の210万人にまで膨れ上がったスリランカ。

環境客増加に伴い、受け皿となる宿泊業も充実の成長ぶりを見せています。

ヤーラ国立公園近くに位置するロッジ「Wild Coast Tented Lodge」は、その一例といえるでしょう。

テントスタイルの全28室の客室はすべて白くて丸みを帯びた楕円形。上空から見るとまるで森林のなかに佇む繭のよう。その形は、すぐ側の沿岸部に散らばる岩にも似ています。

室内にはクラシカルで優美なスタイルのバスタブがあったり、天蓋つきのベッドが置かれるなど、豪華さをもった設え。そこから眺める窓の外には木々が生い茂り、少しワイルドさも兼ね備えた印象。森の中で優雅にキャンプしているような……そんな気分になりそう。

国内で2番目に大きいヤーラ国立公園の近くという、自然が溢れた土地柄に溶け込むロッジ。こうした個性が見られるスリランカの宿泊施設は、観光客の増加でより面白くなっていきそうな予感がします。

Top image: © Perfect Lazybones/Shutterstock.com
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。