どんどんと厳しくなるイタリアの観光マナー

When in Rome, do as the Romans do.

一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか、「郷に入れば郷に従え」って意味ですね。こうした共通認識がどの国の観光客にもあるというわけではないようです。有名な観光地の持つ国は、頭を抱えている場合もあるわけで……。

その典型例がイタリアです。まさにローマを抱える国!

例えば、ローマではトレビの泉で泳ぐような行為が罰則の対象になりました。フィレンツェでは道に座り込んで食べることが禁止に。ベネチアでも同じような座り込みに対して罰金が科されます。

先日、イタリア北西部のチンクエ・テッレではサンダルを履いてハイキングをすることが禁止となりました。準備不足の観光客がケガをして、救急隊がよく出動しなければいけないという背景があるようです。

つまり、観光客がマナーを破ったら、最終的に責任を取らなきゃいけないのはイタリアの自治体や政府になるってことです。だから、どんどんと“従う”べき規則をつくっていかなければいけない……。今後はどうなっていくのでしょうか?

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