ベイルートの美術館は
展示品よりバルコニーが目当てに?

レバノンのベイルートに誕生予定のクリエイティブな美術館。日常生活で同国のカルチャーと交わることがない人でも、コレは気になるでしょう。

この美術館、ポイントはなんといってもその独創的な外観。70ものバルコニーから成るファサードは、街中で一段と際立つこと間違いなし。開放的な雰囲気も醸し出してくれるでしょう。

バルコニーは、入館者が休憩できたり、ゆっくりと景色を眺めることができるスペースに。完成予想図には、壁に映像が投影されている様子も描かれていて、私たちが想像するより以上に創造性溢れる建物になるかもしれません。

館内ではレバノンの現代文化に関する展示をするのだそう。作品を観たあとは、日向ぼっこをしながらひと休み。アート好きに怒られそうですが、展示品を観てまわらずとも、バルコニーでゆっくり過ごすのもイイですよね。

この「Beirut Museum of Art」を手がけたのはニューヨークの建築会社「WORKac」。ベイルートに新しい美術館を建造するにあたり開催されたコンペで、13の候補の中から見事勝ち抜いたもの。誰もが入りたくなる「開かれた美術館」にする狙いがありました。

オープン予定の2023年には、アートに関心がなくとも、立ち寄ってゆっくり過ごしてみたい建築物です。

©2018 WORKac, Courtesy of Beirut Museum of Art
©2018 WORKac, Courtesy of Beirut Museum of Art
©2018 WORKac, Courtesy of Beirut Museum of Art
Top image: © 2018 WORKac, Courtesy of Beirut Museum of Art
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。