安さの秘密は「すべて自動化」にあるファストフード店

カリフォルニアで2店舗を展開する「Eatsa」は、人間よりも“テクノロジーを雇った”、ファストフード店です。

このお店、店舗に設置されたタブレット、または、自分のスマートフォンからすべてのオーダーが可能。自分の趣味嗜好に合わせて、使われる食材をカスタマイズすることもできます。

料理が完成したあとは、見た目がカプセルホテルのようなロッカーに料理人が裏から入れていきます。表の扉には自分の名前が表示される仕組みなので、受け取りを間違える心配もありません。

名前を表示することで、UberEatsなどの配達員による引き取りミスも軽減。

人件費を限りなく少なくしたことで、「Eatsa」のサラダボウルの価格は約760円(6.95ドル)。物価の高いサンフランシスコでは、同じようなサラダが10ドルくらいですから、テクノロジーで安さを生んだファストフード店だと言えるでしょう。

また、無駄なコミュニケーションがないので、提供の早さも特長のひとつ。これも、新たなテクノロジーがファストフードに革新をもたらしたという証かもしれません。

Top image: © Eatsa
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。