光合成するシャンデリア

光が差し込んだときに透けるグリーンカラーが目を引くシャンデリア。一見、海藻を繋ぎ合わせたように見えなくもありませんが、もちろんホンモノというわけもなく……。

でも、ある部分ではホンモノ!この海藻のような姿をしたモジュールの中には、微細藻類が入っているのです。その生物が光合成をすることで、室内の二酸化炭素を吸収。

できる限り環境の負担になることを避け、人間とモノの共生を目指して創られたシャンデリアというわけです。

残念ながら非売品ですが、現在はイギリスの国立博物館「V&A(ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館)」の永久収蔵品として保管されています。足を運ぶ機会がある人は、このシャンデリアのある空間で深呼吸してみるとかどうでしょう。

©Julian Melchiorri 2017
©Julian Melchiorri 2017
Reference: designboom
Top image: © Julian Melchiorri 2017
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。