スウェーデンにある世界初の「セカンドハンド」ショッピングモール

2018年を振り返ると、国や州単位でプラスチック製品の使用を禁止したり、ペットボトルのゴミを減らそうなどと、環境問題に関するネタが頻繁にトピックとしてあがっていました。

そんな今年を終えてしまう前に紹介したいのが、スウェーデン・エシルストゥーナにあるショッピングモール「ReTuna」です。

2階建ての複合施設のここは、遡ること3年前の2015年にオープン。リサイクルセンターの隣というロケーションが関係してか、モール内のリサイクルボックスに、壊れたオモチャや家具、洋服などを入れる人が予想以上に多くいました。

スタッフはそれらを丁寧に修理して売り始めました。すると、これがヒット。揃えるアイテムの数は増えていき、18年の今では、モール内にあるお店の製品は全てセカンドハンド。中古品だけってことです。売られているのは、リペア、リサイクル、アップサイクルされたものだけ。モール全体の売り上げも右肩上がり。世界初の“セカンドハンドショッピングモール”として注目を集めるまでになっています。

利用者からは「商品はまるで新品」「掘り出し物を見つけるのが楽しい」と好評です。スウェーデンに行く機会があれば、普通に買い物する感覚でこのショッピングモールをチェックしてみたい!

Top image: © 2018 ReTuna
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。