意外とできてない。「ちょうどいい部屋」で暮らすコツ

インスタや雑誌で「これいいな」と思うインテリアを見つけても、それが自分の部屋に合うかどうかは、別問題。

配置や組み合わせ次第で台無しになることもあるし、「こんなはずじゃなかった……」と後悔しても、意外と高い買い物だったので引くに引けず、なんてことも。

やっぱり何事も「ちょうどいい」バランスを保つのって大事です。

今回は、シンプルで居心地のいい空間をインスタやブログで発信しているyukiさんにお話を伺いました。13歳と4歳の姉妹を娘にもつママならではのお部屋づくりのコツ、教えてください!

01.
「ひとつ飾ったら、ひとつ下げる」
ちょうどいい空間づくり

©2018 yuki

気に入ったインテリアや雑貨を見つけたとき、とかく “足し算” になりがちです。そんなとき、yukiさんはこんな風に意識しているそうです。

「人ありきの空間を想像するようにしています。服にも色味がありますし、例えば家族でも、その人がいることで空間って完成するものだと思うんです。そうすると、結果的に余白づくりが大事になってきます。私が気をつけているのは『ひとつ飾ったら、ひとつ下げる』。どうしても飾りたいものが多かったら、しっかり優先順位を作って、低いものは諦めるようにしています」

02.
「色よりも、素材でメリハリを」
ちょうどいい遊びゴコロ

©2018 yuki

「色を楽しむのも好き」というyukiさんですが、このバランスで悩んでいる人も多いのではないでしょうか。シンプルにしたいけど、やりすぎてつい病院みたいに無機質になってしまったり、遊びゴコロで差し色を入れてみたら収拾がつかなくなってしまったり。

「メリハリは、できるだけ素材の違いで出すようにしています。例えば木材がメインのところに黒のアイアンを合わせて木が引き立つようにしたり、ステンレスを合わせてみたり、といった具合です。素材の質感でコーディーネートを楽しんでいます。あと、今は子どもがまだ小さいので、せっかくだからおもちゃをディスプレイしたり、空間を段差で仕切ってみたりして、シンプルなだけじゃなくてちょっとテンションが上がるような工夫を加えるようにしています」

03.
「アクション数は、少ないほうがいい」
ちょうどいい見せと隠し

©2018 yuki

段差で分けたキッズリビングを作ったり、子ども部屋のインテリアを考える際も意見を聞いてあげて “大人も子どもも楽しい空間” を意識しているというyukiさん。ご主人も協力的で、「一緒にインテリアを考えることもあるけど、うちの場合は部屋ごとの担当分けなんです。そのほうが話し合いもスムーズなので(笑)」と、この辺りも参考にしたいところです。

「基本的にはスッキリした空間が好きなので “隠す収納” が多めですが、取り出すときのアクション数をなるべく減らすように心がけています。例えば、扉を開けてさらに箱を取り出して、となると大変です。とくにお子さんがいる方ならなおさらですよね。意識しているのは、しまいやすさよりも “取り出しやすさ” です

04.
「インテリアを変えても、長く使えるものを」
ちょうどいい家電選び

©2018 yuki

日々、インスタやブログを更新しているyukiさんですが、じつは機械オンチでパソコンも大の苦手。家電を選ぶときも「できるだけシンプルなもの」にしているそうです。

「家電は、部屋に溶け込む名脇役のようなイメージです。私自身、機械全般が苦手なので、必然的にシンプルでわかりやすいものがいいんですが、インテリアに馴染むものを選ぶようにしています。家電はインテリアが変わっても長く使いたいですし、素材的にもかなり強い存在感になるので、飽きのこないデザインが好きです

—— yukiさん、ありがとうございました。

シンプルで場所を選ばない
ちょうどいい空気清浄機、あります

yukiさんの「家電は名バイプレイヤー」という話には、とても納得です。この冬「±0(プラスマイナスゼロ)」からデビューする空気清浄機「C030」もまさにそんな存在。

360°から空気を吸ってくれるので、部屋のなかでの置き場所を選ばないし、花粉やアレルギー対策としてはもちろん、機能面のインターフェイスも超シンプル。インテリア次第で主張させることもできるし、引き立て役にもなれる、そんなポジションです。

長く使えて「ちょうどいい」空気清浄機を探しているなら、360°見回してもやっぱりコレなんじゃないですかね。

©2018 TABI LABO