IKEAがデザインすると「自動運転車」はこうなる

今月中旬、IKEAが新しいコンセプトの自動運転車を発表しました。と言っても、そこはIKEA。自動運転技術うんぬんという話ではなく、自動運転を想定した家具デザインや空間づくりが中心です。

IKEAのイノベーションラボ「SPACE10」によるこのプロジェクトでは、「オフィス」「カフェ」「ファーム」「ホテル」「ヘルスケア」「プレイ」「ショップ」と7タイプの自動運転車をデザイン。近い将来どのように人々の暮らしを充実したものに変えるか、主眼は“空間ごと移動する”という点に置かれました。

渋滞に巻き込まれても時間をロスすることなく会議や作業が行えたり、ドリップしたてのコーヒーを車内で楽しめたり、どこにいても採れたての野菜が買えたり、訪問医療を円滑化するなど、どれも現代社会のニーズと課題解決に向けたIKEAならではのアイデアがぎっしり。

現在、専用アプリ内では<Spaces on Wheels>の空間体験もできるようです。

Top image: © 2018 SPACE10
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。