マイクロソフト「有給育児休暇のある企業とのみ取引をする」

マイクロソフトがサプライヤーに対して年間15日の有給や病気休暇を認めるように要請したのは2015年。その直後にはFacebookなどが同じ動きを見せるなど、他の大企業に良い刺激を与えながら従業員のワークライフバランスを実現してきました。

2018年8月30日、彼らは「快適な労働環境を整えるために最低12週間の有給育児休暇を付与するように」とサプライヤーやベンダーたちに協力を仰ぎました。とっても良い取り組みですよね。「同じ価値観を持っている人たちとビジネスをしたい」という背景があるそうです。

とは言っても、全ての企業が実践するのかは怪しいところ。利益だって減りかねませんよね。

同社の法務責任者Dev Stahlkopf氏はウォール・ストリート・ジャーナルの取材に対して、「今回の決断によって必要コストが上がることは想定済みですが、それだけの価値があります」と回答。なるほど、“従業員ファーストな企業”として有名な理由がハッキリと分かりますね。

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